八咫烏シリーズ外伝『あきのあやぎぬ』阿部 智里

ファンタジー

八咫烏シリーズ外伝『あきのあやぎぬ』。西本家の嫡男、顕彦の側室になった女性の物語です。

著:阿部 智里
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『あきのあやぎぬ』あらすじ

西家の官僚の妻・環は夫の死後、多額の借金があることを知らされ、子供とともに食うや食わずの生活に落とされる。

だがあるとき、夫と面識があったという西家の次期当主・顕彦から側室にと望まれる。

御曹司らしい、ひょろりとした顕彦の姿に不信感を覚えたものの、生活のために西本家の「紅葉の御殿」へあがった環だったが、そこには正妻の楓のほか、18人もの側室がいた…。

源氏物語かと思いきや、実は…

18人もの側室、それも老女から幼女まで数多くの側室をもつ顕彦は、さながら光源氏か好色一代男のような女好きかと思いきや、物語は意外な展開に。

てっきり、若宮のお后候補として女性たちが火花をちらした『烏に単は似合わない』のように女のバトルが繰り広げられると思っていたのですが。それにしても山内の中小貴族・官僚の妻たちは家が没落すると、自活することもできず誰かにすがるしかないというのは悲しいですね。

『あきのあやぎぬ』は外伝集『烏百花 白百合の章』に収録。描き下ろしも。

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八咫烏シリーズ感想

未読の皆さまには、まず第一部からお読みいただければ幸いです。『黄金の烏』までがアニメ化されています。各巻の概要と感想をまとめるとこんな感じです。

第一部

第二部

外伝

幕間(外界視点からの山内)

松崎夏未さんによるコミカライズ

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ネタバレ込みのこれまでの考察

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