八咫烏シリーズ展覧会&トークショーの思い出(2023.4.21~22)

イベント

2023年4月21~22日に行われた八咫烏シリーズ展覧会&トークショーに行った思い出。私は会場とオンラインで全トークショーを閲覧。

チーム八咫烏の素晴らしさを再認識したイベントになりました。

会場内の展示は撮影OKでしたので、会場の様子などを書き留めておこうと思います。

阿部智里「八咫烏シリーズ」ファンBOOKお渡し会

まず、会場に入ると、コミカライズの作者・松崎夏未さんと、八咫烏シリーズの装画を名司生さんの絵がだーっと展示されていました。絵の持つパワーに圧倒されつつ鑑賞。

烏に単は似合わないのヒロイン、あせび(松崎夏未)
名司生さん雪哉イラスト

そして、感動冷めやらぬうちに阿部先生による、「八咫烏シリーズ」ファンBOOKの手渡し会が始まりました。

編集:オール讀物編集部
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私の番になると、まず先生が「来てくださってありがとうございます!」と丁寧に渡してくださり、ちょっと感動で涙が出そうに…。

阿部先生、とても小さくて、とてもかわいく、そしてとても腰の低い方でした。(なのになぜ『亡霊の烏』であんな鬼畜の所業を…)

正直、作家さんというのはもっと居丈高で怖い存在だと思っていました。

以前、とある場所でお見かけした作家さんに勇気を振り絞って声をかけたら、けんもほろろにビシャっと会話を遮断された思い出があったので…。

阿部先生は、ファンとの交流をとても熱心なんです。松崎先生のイラスト待ちの時もきさくに話しかけてくださったり、雪哉像の前でファンと記念写真をとってくださったり。

私は時間がなくてお写真はご一緒できなかったのですが、一緒に写真をとった学生さんの嬉しそうな顔に、こちらも嬉しくなってしまいました。

展示の様子とサイン本

展覧会では、松崎先生による『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』の表紙絵の原画や、山内の設定資料、絵コンテなど、貴重な資料がもりだくさん!

山内の設定
表紙イラスト

桜花宮や、招陽宮の建物の構造や配置から、谷間の賭博で使われた「カナコロガシ」の道具とその使い方まで、詳細に設定されています。

もう、これさえあれば今すぐにでもアニメ化が可能なんじゃないだろうか。

※後にアニメ化されましたが、制作会社ぴ◯ろの連中がこの設定をむだn…おや?だれか来たようだ…。

そして、コミックスを購入すると、松崎先生の直筆イラストを描いていただける特典が!

大盤振る舞いすぎるだろ!

コミックスに松崎先生直筆の奈月彦を描いていただきました。

会場ではキャラ設定されていれば誰でもOKだったのですが、私はあえて、奈月彦、それもぼーっとしている顔をリクエストしました。

このスンとした表情が大好きなんです。あと行列が続いていたので早く描けるものがいいかなと。

また、会場内には、名司生さんと松崎先生が描いた雪哉のパネルと記念撮影もできました。

漫画の雪哉の方は、私が雪哉に嫌な用事を言いつけている感じに仕上がってます。(笑)

イラストの雪哉と私
漫画の雪哉と私

美麗な名司生さんのイラスト

そして、名司生さんイラストは、息を呑む美しさでした。百鬼夜行をモチーフにした幻想的な絵や、桜と武者が描かれた屏風、小さなコロボックルたちと自然。

どれも素晴らしすぎて、写真を撮るのを忘れがちに。もっと撮っておけばよかったと後悔しています。

狐の嫁入りイラスト
錦鯉と小人

それにしても、名司生、松崎両先生とも綺麗な方たちでした。こんな才色兼備の作家さんが集まる阿部先生の求心力もすごいなあ…。

阿部智里を支えるプロフェッショナルたち

八咫烏シリーズを支えるプロフェッショナルのお話を伺えた貴重な時間でした。

デザイナー・野中深雪さん

は、八咫烏シリーズの本の装丁のお話。文庫版のシリーズ巻数の表示、紙や帯のデザイン、色、フォントなど、作品のイメージに合わせて細やかに設定されています。

驚いたのは、単行本の見返しの紙は阿部先生がサインをしやすいように、にじまない紙を使っているのだとか。
プロの仕事の凄まじさ、素晴らしさを実感しました。

コミカライズ担当・松崎夏未先生

奈月彦の後ろ姿

松崎先生、阿部先生の「ポンチ絵(てきとうな解説図)」にブチギレながらも、意図を読み取りながら毎回すばらしい作画を出してきてくれるのだとか。

そうはいっても阿部&松崎のコンビは信頼関係にもとづいているので、ディスカッションをしながらオリジナルパートを作っているそうです。

湖の蛟(みずち)の設定や、船の安全装置まで考えられていて、ほんとプロってすごい…。

コミカライズの展開が、原作にも影響を与え、その逆もあり。そうやって八咫烏シリーズの世界がより深く表現されていくんですね。このお二人は本当に最強です。

イラストレーター・名司生さん

八咫烏シリーズのメインビジュアルや本の装画をてがけた名司生さん。こちらもまた、作者サイドの要求の上を表現してくる方でした。

名司生さんの屏風仕立てイラスト

名司生さんのオリジナルイラスト屏風。圧巻でありながら美麗。

世界観が素晴らしすぎる…!

「ひとつづきの文庫本表紙絵」のオーダーに、テーマフラワーで続けた完成品と、屏風や几帳で絵巻物のような表現のラフ、どちらも素晴らしかったです。

著:名司生
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名宰相(編集)・川田さん

八咫烏シリーズの名宰相、編集の川田さんはファンの間でも有名な編集者さん。

阿部先生と10年来のお付き合いです。先生を叱りつつ、褒めつつ、手のひらでころがし…じゃなかった、支えてくださっています。

社会経験のない若い作家である阿部先生のために、各出版社へ阿部先生のゲラお手紙つきで送っていたりと、若い作家を育てる「思い」が素晴らしかったです。

上層部からは途中で打ち切りを打診されていたのに、しれっと次回作の打ち合わせをしていたのだとか。

広い視野を持ち、阿部先生の手綱をがっちり握って行くべき場所へ導く姿がまさにプロフェッショナルです。

八咫烏シリーズ感想

未読の皆さまには、まず第一部からお読みいただければ幸いです。『黄金の烏』までがアニメ化されています。各巻の概要と感想をまとめるとこんな感じです。

第一部

第二部

外伝

幕間(外界視点からの山内)

松崎夏未さんによるコミカライズ

烏に単は似合わない

烏は主を選ばない

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