小説感想

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青春

『成瀬は天下を取りにいく』 宮島 未奈

『成瀬は天下を取りに行く』は、滋賀県大津市を舞台にした青春小説。さすが本屋大賞をぶっちぎりで受賞したのは伊達じゃない。新鮮な面白みのある作品でした。 『成瀬は天下を取りに行く』の最初の舞台は2020年。コロナ禍真っ最中です。イベントや行事は...
オーディオブック

『吉原手引草』 松井 今朝子

『吉原手引草』では吉原一の花魁・葛城の失踪について関係者たちがそれぞれの立場で語る形式で物語が進んでいきます。 物語の中心人物である葛城花魁が一切語らないのがまた、この話をいっそう面白くしています。 第137回直木賞受賞作品。 『吉原手引草...
イラスト集

乙女の本棚『待つ』太宰治・今井キラ

乙女の本棚シリーズ『待つ』は太宰治の小説を今井キラさんがイラスト化。美麗で儚げな少女が「待つ」のは一体誰なのでしょう…? 『待つ』あらすじ 毎日、駅のベンチに佇んで「誰か」を待つ少女。彼女自身、待ち人が誰かわからない。 もし、その相手が現れ...
オーディオブック

Audible版『烏に単は似合わない』阿部 智里 疋田 涼子 

和風ファンタジー『烏に単は似合わない』をオーディオブック・Audibleで聴いてみました。原田マハさんの『板上に咲く』に続き、「聞く読書」は新しい発見があって面白いです。 『烏に単は似合わない』は人の姿をとる八咫烏の住まう山内で、日嗣の御子...
ミステリ・ホラー

『世界でいちばん透きとおった物語』杉井 光

『世界でいちばん透きとおった物語』は、本の中にさまざまな仕掛けがほどこされたミステリ小説。紙の本でしか実現できないトリックが満載の物語です。 「電子書籍化絶対不可能」、そんなキャッチコピーに惹かれて読んでみたら、ラストの展開と張り巡らされた...
イラスト集

乙女の本棚『秘密』谷崎潤一郎 マツオヒロミ

文豪の名作とイラストレーターによる乙女の本棚。谷崎潤一郎の『秘密』は、私の大好きなマツオヒロミさんがイラストを描いています。 『秘密』あらすじ 浮世のしがらみを絶ち、隠遁生活を送る男。退屈しのぎから女装をして夜の街を歩く楽しみを覚える。ある...
歴史・時代小説

『まいまいつぶろ』村木嵐

『まいまいつぶろ』は徳川幕府九代将軍・家重とその「口」となった大奥忠光。二人の絆と幕府側の思惑を描いた時代小説。 第170回直木賞候補作品。 徳川家重という人物 『まいまいつぶろ』の家重は、優秀な頭脳を持ちながらもひどいの吃音ために人と話す...
人間ドラマ

乙女の本棚『葉桜と魔笛』太宰治・紗久楽さわ

文豪の名作と現代のイラストレーターがコラボした『乙女の本棚シリーズ』、今回は太宰治の『葉桜と魔笛』です。 姉妹愛と当時の切ない恋愛事情、少し不思議な出来事が葉桜の思い出とともに語られます。紗久楽さわさんの描写が物語の世界をより深く、美しく伝...
ファンタジー

乙女の本棚『猫町』萩原朔太郎 しきみ

文豪の作品と現代のイラストレーターがコラボした乙女の本棚シリーズ。詩人萩原朔太郎とイラストレーターしきみさんによる『猫町』は、幻想的な風景が広がるお話です。 『猫町』とは 三半規管に疾患のある(つまり、よく迷子になる)主人公が、散歩の途中迷...
ミステリ・ホラー

『人形館の殺人』綾辻行人

綾辻行人の館シリーズ第4弾。『人形館の殺人』は、京都の古い邸宅で起こる殺人事件を描いたミステリで、人形(マネキン)が作品のモチーフになっています。 シリーズの中でも異色として語られることの多い作品です。 『人形館の殺人』あらすじ 父親が遺し...
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