『かもめ食堂』の料理が本になりました。『飯島風』飯島奈美

小説感想

飯島風』はフードスタイリストの飯島奈美の料理とエッセイ。『かもめ食堂』のおにぎりやシナモンロールも登場。

読んだあと、なんだか「ごちそうさまでした。」と言いたくなる本。

映画と料理が好きな人にぜひ!

著:飯島 奈美
¥3,148 (2026/01/10 03:46時点 | Amazon調べ)



「かもめ食堂」「めがね」「プール」「マザーウォーター」、どれも見るとほっこりと癒される優しい映画たち。

そして、これらの映画にはいつも、のおいしそうな料理があります。そんなおいしそうな料理を観るのも、映画の楽しみの一つとなっています。

飯島風」には飯島さんが手がけた名作「かもめ食堂」のおにぎりやシナモンロール、「めがね」のハマダのちらしずしに、おいしい朝食。

「プール」の揚げバナナ、「マザーウォーター」のビフカツサンド(パスコのCMで小林聡美さんがつくっていたやつ)など、映画を彩ったおいしい料理の数々が再現されています。

読みながら映画のワンシーンを思い出します。そして、実際に作ってみることもできます。

私自身は料理が下手だけれど、料理の本を見るのは大好きです。

それと、おいしそうな食事が出てくる映画も。そんな美味しそうな映画の、美味しそうな料理を作るのがフードスタイリスト飯島奈美さんなんです。

飯島さんの料理エッセイ

また、飯島さんの食にまつわるエッセイがすてきで!
料理の分け前をもらうため。台所に入り浸っている間にどんどん料理が好きになったこと。


料理の合間にお母さんが食べさせてくれた酢豚の途中の豚肉の唐揚げなど食卓に並ばない料理。

飯島さんの「記憶に残る味」は読んでいてどこか懐かしく、そしてものすごくおいしそう。食べるのが好きで料理が好きなのだということが、文章を通して伝わってきます。

以前読んだ楊逸さんの『おいしい中国』もそうだけれど、食べることが大好きな人の書く料理の本は、読んでいると、なんだかこちらもその料理を食べたような満足感でいっぱいになります。

飯島奈美さんは、NHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』の料理監修も手掛けています。彼女のつくる薬膳料理は本当に美味しそうです。

タイトルとURLをコピーしました