オーディオブック 『団地のふたり』藤野 千夜 『団地のふたり』は50代の幼なじみ二人の団地スローライフを描いた作品。2024年にNHKでドラマ化されました。『団地のふたり』あらすじ奈津子と野枝(ノエチ)は団地で育った保育園の頃からの幼なじみ。昔はそれなりに活躍していたけれど、今は実家の... 2024.12.09 オーディオブック小説感想日常系
オーディオブック 『リカバリー・カバヒコ』青山美智子 『リカバリー・カバヒコ』を読むと、文字通り心がリカバリーされる。少しの勇気と希望と温かさを感じられる、愛おしい物語。『リカバリー・カバヒコ』あらすじ日の出公園にあるカバのアニマルライド。塗装はハゲ欠けているこのカバには不思議な言い伝えがある... 2024.12.03 オーディオブック小説感想日常系
アンソロジー お酒がテーマのアンソロジー『ほろよい読書』織守きょうや, 坂井希久子, 額賀澪, 原田ひ香, 柚木麻子 『ほろよい読書』では、日本酒や果実酒、お酒の入ったお菓子まで。さまざまなお酒のスタイルが飲む人の人生を彩ります。お酒を片手に、読みたくなる本です。『ショコラと秘密は彼女に香る』織守きょうや仲里ひなきは伯母に内緒で彼女の想い人の家を尋ねた。そ... 2024.11.03 アンソロジーお酒小説感想日常系
小説感想 『図書館のお夜食』原田ひ香 『図書館のお夜食』は、書店員や司書など、年齢も経歴も違うスタッフたちが、自分と仕事について向き合っていく物語です。作中、本の中に登場する料理が「まかない」として提供されます。それが本当に美味しそうで…!もしもこんな図書館があったら、ぜひ通い... 2024.10.24 小説感想日常系
アンソロジー 猫にまつわるアンソロジー『猫はわかっている』 人気作家による猫小説アンソロジー『猫はわかっている』。ミステリ、社会問題、ドタバタエッセイ風など、作家ごとに猫との関係性が違っていて興味深い作品ばかりです。世界を取り戻す 村山由佳仕事に家庭に忙しい女性編集者が、取材先の動物病院で瀕死の猫に... 2024.10.06 アンソロジー小説感想日常系
小説感想 『古本食堂 新装開店』原田ひ香 『古本食堂 新装開店』では、珊瑚さんには彼氏ができ、美希喜ちゃんも進む道が決まって順風満帆かと思いきや、さまざまな問題が二人を襲います。『古本食堂 新装開店』あらすじ新たにカフェスペースを設けることになった鷹島古書店。しかし、珊瑚さんと美希... 2024.09.01 小説感想日常系
小説感想 『古本食堂』原田ひ香 『古本食堂』、といっても、食堂ではありません。神保町の古書店に集まる人々の悲喜こもごもと、美味しいごはんのお話です。『古本食堂』あらすじ珊瑚は急死した兄・滋郎の古書店を受け継ぐため、北海道から上京して店を再開することにした。もう一人の兄の孫... 2024.08.04 小説感想日常系
アンソロジー 『私たちの特別な一日: 冠婚葬祭アンソロジー』 冠婚葬祭をテーマに、6人の作家が描いたアンソロジー『私たちの特別な一日』。SFやミステリなど、それぞれ個性的な視点から冠婚葬祭を描いています。『もうすぐ十八歳』 飛鳥井千砂「成人年齢18歳引き下げ」をテーマにした物語。18歳で妊娠、結婚した... 2024.02.18 アンソロジー小説感想日常系
人間ドラマ 珠玉の日常短編集『スナック墓場』嶋津輝 私の好みが幕の内弁当のように詰まっていて、読んでいる間、とても楽しくて、ひさびさに「読み終わりたくない」と思いました。これまで日常を描いた小説はいくつも読んできましたが、『スナック墓場』の短編はどれも幸福と不幸が「いい塩梅」なんです。普通の... 2024.02.08 人間ドラマ日常系
人間ドラマ 『駐車場のねこ』嶋津 輝 『駐車場のねこ』は普通の人と、ちょっと普通じゃない人たちの物語。この「わからない感じ」が面白くて少し怖いのです。文庫化の際に『スナック墓場』から『駐車場のねこ』へタイトルが変更されました。きっと新人作家の文庫として売るには少しでもキャッチー... 2023.12.14 人間ドラマ日常系