エッセイ・随筆

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エッセイ・随筆

『眠る盃』向田 邦子

『眠る盃』は、向田邦子さんが各種雑誌に寄稿されたエッセイ集ですが、すごいんですよこれが。まず掲載雑誌が多種多様。名エッセイ『父の詫び状』を発表した『銀座百点』。文学雑誌から『anan」、『ジュノン』などの若い女性向けの雑誌、『マダム』から『...
エッセイ・随筆

珈琲アンソロジー『こぽこぽ、珈琲』

『こぽこぽ、珈琲』は、珈琲をテーマにした随筆、エッセイを集めたアンソロジー。ひとくちに「珈琲」といっても、作家によって表現はさまざま。喫茶店の珈琲が好きな方、珈琲を入れる器具にこだわる方、お気に入りの喫茶店の紹介、コーヒーを飲みながらの会話...
エッセイ・随筆

『考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話』大城道則 , 芝田幸一郎, 角道亮介

『考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話』は、現地でのトラブルや心霊体験など、考古学者たちが実際に発掘現場で体験した「怖い」話が詰まっています。まさか現実の考古学者たちも、インディ・ジョーンズのように危険な目にあっているとは…。怖...
エッセイ・随筆

『JK、インドで常識ぶっ壊される』熊谷はるか

『JK、インドで常識ぶっ壊される』のJK視点で語るインド体験は、インドが苦手な私でも夢中になる新鮮な魅力がありました。インクレディブル・インド『JK、インドで常識ぶっ壊される』を読んでいると「え??」「うそでしょ?」と思わず声が出てしまいま...
エッセイ・随筆

『マレー蘭印紀行』金子光晴

夏が来ると読みたくなる『マレー蘭印紀行』。詩人の金子光晴が昭和初期に旅した東南アジアの旅行記です。今でも旅行者たちの愛読書として読み継がれています。『マレー蘭印紀行』とは作者の金子光晴は当時、妻・三千代の不倫に悩まされていました。光晴は妻と...
エッセイ・随筆

『向田邦子の本棚』

向田邦子はどんな本を読んでいたのか、どんな本が「向田邦子」を作ったのか。『向田邦子の本棚』は彼女が読んでいた本と本にまつわるエッセイです。本読みの幸福将来の夢は「本屋の女房」だと語るほど、本好きな幼少期を過ごした向田邦子さん。すぐに子供向け...
芸術家のエッセイ

『板極道』棟方志功

書店まんが『書店員 波山個間子2』で紹介されていた棟方志功の自伝エッセイ『板極道』。志功センセイの文は、上村松園や小村雪岱のように洗練されているわけでもなく、話は前後するし、言葉遣いは独特。正直、読みやすいとは言えない文章です。(序文を書い...
エッセイ・随筆

『字のないはがき』向田 邦子

向田邦子さんの『字のないはがき』は後に絵本化されたり、教科書に掲載されたりして有名なエピソードです。もともとはエッセイ集『眠る盃』の一編でした。○の書かれた葉書後半はエッセイで、猫好きとして知られていた向田さんの愛猫の話や、家族のことなどが...
エッセイ・随筆

珠玉の短編とエッセイ『男どき女どき』向田 邦子

『父の詫び状』を読み、すっかりハマってしまった向田邦子作品。続いて読んだのが『男どき女どき』でした。小説とエッセイが収録されている短編集であり、向田さん最後の作品集です。「男どき」とは勢いのある幸運の時、「女どき」は不幸の時を指す言葉だそう...
エッセイ・随筆

千年前も夫への悪口は同じ『蜻蛉日記をご一緒に』田辺聖子

田辺聖子さんの古典解説は面白い。難解なをユーモアあふれる文章で紹介してくれるので、気軽に古典文学を楽しめます。『蜻蛉日記をご一緒に』は、もともと田辺聖子さんの講演会の内容を書籍化したもの。口語体で書かれているのでわかりやすく、するするっと読...
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