「パンとスープとネコ日和」は、「かもめ食堂」のスタッフが制作したWOWOWドラマ。その原作にあたる「パンとスープとネコ日和」を読みました。
こちらも「かもめ食堂」と同じく、群ようこさんが原作を手掛けています。
「パンとスープとネコ日和」あらすじ
出版社に努めていたアキコは、母の死と転属をきっかけに母の残した食堂を再建。サンドイッチとスープ、フルーツだけを出す店をオープンさせる。
そんなアキコののもとに、突然現れた猫の「たろ」。
お店を手伝ってくれる女の子・しまちゃんも決まり、アキコはパンとスープとネコのいる、忙しくも充実した日々を送っていた。
そんなある日。アキコのもとに、あったことのない父親の話を持ってくる女性が…。
生きるのって大変
「パンとスープとネコ日和」「かもめ食堂」と同じく、女性が食堂を開くお話です。でも、こちらはちょっと切ないお話です。アキコは母子家庭で育ち、父親はどうやら家庭のある人らしい。
愛情は感じつつも、好みも、考え方も異なる母親との確執についても語られます。私も覚えがありますが、母と娘というのはやっかいなものなのです。
そんな中でネコの「たろ」はアキコが無条件に愛情を伝えられる存在だったから、いなくなった時、あれほど悲しんだのだろうな。
こちらはWOWOWドラマ。
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