不思議 『八月の御所グラウンド』万城目学 万城目さんにかかれば、京都では何が起こっても不思議ではありません。たとえそれが過去の人々との遭遇であろうとも。 『鴨川モルホー』、『モルホー六景』以来、久しぶりの京都を舞台にした青春小説。果たして今回はどんな不思議が京都で起こるのでしょうか... 2023.12.07 不思議
アート・デザイン 『ポストオフィスマニア』森井 ユカ 『ポスストオフィスマニア』は森井ユカさんが海外の郵便デザインを取材しまとめたデザインブック。ポストカードや切手などの他、ポストや郵便配達車まで、あらゆる郵便デザインを紹介しています。 ポストオフィスマニアAmazonKindle楽天楽天Ko... 2023.12.06 アート・デザイン
人間ドラマ 『優しい音楽』瀬尾まいこ 瀬尾まいこさんの本を読むと、いつも優しい気持ちになれます。『優しい音楽』はどこにでもいそうな恋人達の、愛しくてせつなくて、ちょっと笑える物語。 「恋人達」の話と見せかけて実は「家族」を描いているのが、瀬尾まいこさんらしいですね。 優しい音楽... 2023.11.22 人間ドラマ日常系
作家のエッセイ 『谷崎潤一郎 上海交遊記』 戦前、最も身近な外国だった上海。当時の上海には芥川龍之介などの数々の著名人が訪れました。文豪の谷崎潤一郎もその一人で、大正7年と15年に上海を訪れています。 谷崎潤一郎が上海での出来事や出会った人々、旅のトラブルについてまとめたのが『上海交... 2023.11.18 作家のエッセイ
読書の雑記 漫画の続きをエッセイで読んだ話。中国茶器の逸話について。 漫画の続きをエッセイで読んだ。「なんで?」とお思いでしょうが、実際に私が読書で体験したことなのです。 現代の漫画に登場した逸話の続きを、大正時代のエッセイ(随筆)の中で見つけました。なぜ、そうなったかというと… とある中国茶器の逸話 この話... 2023.11.13 読書の雑記
日常系 『春、戻る』瀬尾まいこ 瀬尾まいこさんの『春、戻る』は、主人公のもとへ突然、「兄」と名乗る年下の男性が現れるという、突飛な展開からはじまります。 果たして彼の正体は何なのか、目的は? 日月 知らない人から突然、兄って言われたら、私なら通報するな。 『春、戻る』あら... 2023.11.09 日常系
作家のエッセイ 『ザ・万歩計』万城目学 万城目学さんの描くエッセイは、なんとも不思議な出来事ばかり。現実と虚像が日常と非日常が入り混じっています。 不思議で面白い小説を書く人は、やはりエッセイも不思議で面白いのです。 一言感想 エッセイというより、もはやショートショート 風が吹け... 2023.11.06 作家のエッセイ
お金 おすすめ行動経済学本『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』 行動経済学とは簡単に言うと「お金の使い方って、気持ちで変わっちゃうよね」ということです。 「なんだか難しそう…」、「私には関係ない」と思ったそこのあなた! 行動経済学は日常での買い物でも応用できる、実用性の高い学問です。そんな行動経済学のし... 2023.11.02 お金心理学・自己啓発
日常系 『おしまいのデート』瀬尾 まいこ 『おしまいのデート』は、普通の人々の、よくあるようなお話です。けれど、瀬尾まいこさんが描くと、どのお話もいとおしく、切なくなります。 瀬尾まいこさんは、私たちが邪険に扱ってしまう普通の日常を、丹念に拾い集めて磨き上げ、私たちの前に見せてくれ... 2023.10.27 日常系
コメディ 『朝ごはん、ぬき?』田辺聖子 田辺聖子さんの『朝ごはんぬき?』は、女流作家とその家族の様子を、秘書である主人公の視点で描いたコメディタッチの小説です。 女流作家とその家族の一風変わった生活がユーモアたっぷりに描かれていて、読んでいると思わずニヤリとしてしまいます。 『朝... 2023.10.20 コメディ日常系