不思議 『八月の御所グラウンド』万城目学 万城目さんにかかれば、京都では何が起こっても不思議ではありません。たとえそれが過去の人々との遭遇であろうとも。『鴨川モルホー』、『モルホー六景』以来、久しぶりの京都を舞台にした青春小説。果たして今回はどんな不思議が京都で起こるのでしょうか。... 2023.12.07 不思議
エッセイ・随筆 『ザ・万歩計』万城目学 万城目学さんの描くエッセイは、なんとも不思議な出来事ばかり。現実と虚像が日常と非日常が入り混じっています。不思議で面白い小説を書く人は、やはりエッセイも不思議で面白いのです。一言感想エッセイというより、もはやショートショート風が吹けば小説を... 2023.11.06 エッセイ・随筆作家のエッセイ
ファンタジー 『プリンセス・トヨトミ』 万城目 学 関東出身の私には、関西は不思議で魅力的な土地です。何が起きても不思議じゃない、関西にはそんな雰囲気を感じます。たとえば京都では茶きん絞りの「オニ」が闊歩し、奈良では鹿が言葉をしゃべります。そして大阪には人知れず伝えられた「国」があったのです... 2023.05.03 ファンタジー
ファンタジー 『パーマネント神喜劇』万城目 学 おっちゃんや、サラリーマンといったユニークな風貌の神々と、人間の織りなすドタバタ新喜劇が『パーマネント神喜劇』です。また、「パーマネント」には永遠という意味があるそうです。とある小さな神社におわす縁結びの神と、そこの神社に願う人間たち、そし... 2023.04.28 ファンタジー
ファンタジー 『偉大なる、しゅららぼん』 万城目 学 京都でホルモー、奈良で鹿、大阪ではトヨトミと、万城目文学の近畿シリーズ(と、勝手に呼んでいる)「偉大なる、しゅららぼん」の舞台は滋賀。琵琶湖を舞台に異能力バトルが繰り広げられます。偉大なる、しゅららぼん あらすじ琵琶湖から不思議な力を授かる... 2023.04.25 ファンタジー
ファンタジー 『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』 万城目学 『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』は猫のマドレーヌ夫人と、その飼い主である小学校1年生のかのこちゃんの、ちょっと不思議な日常を描いた物語。かわいくて不思議なお話なので、子供も大人も楽しめます。今までの万城目学作品の「鴨川ホルモー」や「鹿男あお... 2023.03.20 ファンタジー小説感想
ファンタジー 『ホルモー六景』万城目学 「ホルモー六景」は「鴨川ホルモー」の外伝的な短編集。プロローグで安倍君が高村君に「ホルモーに携わる人の数だけ、いろいろあるだろう。」と語っていた通り、今回は京大青龍会以外の大学の面々やOB、OGら「ホルモー」にかかわる人々の恋と友情の物語で... 2023.03.13 ファンタジー小説感想
ファンタジー 『鴨川ホルモー』 万城目学 「鹿男あをによし」を読んでからずっと読みたかった「鴨川ホルモー」。いったいこの「ホルモー」とはなんなのだろう?いよいよこの疑問が解き明かされる時がきました。鴨川ホルモー あらすじ二浪した後、念願の京都大学に入学した安倍は、一目ぼれした早良京... 2023.03.09 ファンタジー小説感想
ファンタジー 『鹿男あおによし』 万城目学 「鹿男あをによし」は奈良を舞台にした歴史ファンタジー(だと思う)。わたしはドラマを見てから原作を読んだのですが、原作にほぼ忠実につくられていたのに驚きました。読んでみてドラマがキャスティングもほぼ原作のイメージ通りでした。これは「鹿男あをに... 2023.03.09 ファンタジー小説感想