ミステリ・ホラー 電子書籍可の理由『世界でいちばん透きとおった物語2』杉井光 『世界でいちばん透きとおった物語2』は、電子書籍化不可能と言われた前作の続編。しかし、今回は電子書籍でも販売されている。その理由とは…。『世界でいちばん透きとおった物語2』あらすじ父親の残した原稿『世界でいちばん透きとおった物語』を発表した... 2025.02.06 ミステリ・ホラー小説感想
ファンタジー 『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』白川紺子 『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』は中国・唐時代を舞台にした怪異譚。幽霊を引き寄せてしまう青年と、彼に嫁いだ龍王の孫娘。この若夫婦が幽霊や妖怪の騒動に巻き込まれていきます。『後宮の烏』シリーズの白川紺子さん初の単行本です。『龍女の嫁入り 張家楼... 2025.01.14 ファンタジーミステリ・ホラー小説感想
ミステリ・ホラー 『写楽 閉じた国の幻』島田荘司 『写楽 閉じた国の幻』は、写楽の正体に迫ったミステリ小説です。果たしてこれはミステリなのか、それとも学術的な研究なのか。途中でわからなくなってきます。それくらい設定がリアル。もしかしたら、こんな「写楽」の可能性もあるのじゃないか…と。『写楽... 2024.12.31 ミステリ・ホラー小説感想
ミステリ・ホラー ビストロ・パ・マルシリーズ4『間の悪いスフレ』近藤史恵 ビストロ・パ・マルシリーズ4『間の悪いスフレ』では、コロナ禍でのフレンチレストランの苦悩や若い人へのエールが印象的でした。『間の悪いスフレ』あらすじ小さなフレンチレストラン、ビストロ・パ・マル。ここでは客たちの悩みや謎を、シェフが料理で解決... 2024.11.30 ミステリ・ホラー小説感想料理・食べ物
ミステリ・ホラー ビストロ・パ・マルシリーズ3『マカロンはマカロン』近藤史恵 『マカロンはマカロン 』ミステリーというには、あまりにもやさしく、温かい物語の数々。どの物語もテーマとなる料理があり、そのどれもが美味しそう。装丁もフランス料理のメニュー風に、フランス語と日本語で書かれています。以下、気になったものの感想を... 2024.11.30 ミステリ・ホラー小説感想料理・食べ物
ミステリ・ホラー ビストロ・パ・マルシリーズ2『ヴァン・ショーをあなたに』近藤 史絵 『ヴァン・ショーをあなたに』は下町の小さなビストロ・パ・マルを舞台にした料理ミステリ。ヴァン・ショーとは、ホットワインのこと。三舟シェフがワケありのお客にふるまう、香り高い飲み物です。今回は語り部であるギャルソン高築くんの視点を離れた物語が... 2024.11.28 ミステリ・ホラー小説感想料理・食べ物
ミステリ・ホラー ビストロ・パ・マルシリーズ1『タルト・タタンの夢』近藤 史絵 『タルト・タタンの夢』を読むと、フランス料理が食べたくなる。おいしくて楽しい料理ミステリです。下町の小さなビストロ、「パ・マル」。シェフの三舟さんは長髪を後ろに束ね、ひげを蓄えた風貌はサムライを思わせます。(私は笑い飯の西田さんを想像しまし... 2024.11.27 ミステリ・ホラー小説感想料理・食べ物
ミステリ・ホラー 『透明な螺旋』東野圭吾 ガリレオシリーズ『透明な螺旋』。湯川先生の出生の秘密が明かされます。以前、「ガリレオ」のドラマで湯川先生が両親のことを語るシーンがありました。そういえば、湯川先生の両親てどんな人なんだろう…?『透明な螺旋』あらすじ昭和40年代、若い女性が妊... 2024.10.13 ミステリ・ホラー小説感想
ミステリ・ホラー 『追想五断章』米澤穂信 『追想五断章』は五つの小説を探すミステリ。『氷菓』のアニメを見て以来、ずっと読みたかった米澤穂信作品です。『追想五断章』あらすじ伯父が営む古書店に居候する菅生芳光は、北里可南子という女性から「父親の書いた五編の短編小説を探してほしい」と依頼... 2024.09.30 ミステリ・ホラー小説感想
ミステリ・ホラー 『美濃牛 探偵石動シリーズ』殊能将之 美濃牛は古今東西のミステリへのオマージュとミノタウロス神話をモチーフに描かれた殺人事件。作者は『ハサミ男』の殊能将之さん。斬新などんでん返しで驚かされました。『美濃牛』では最初に犯人の名前が提示されているのに驚かされましたが、真相に至る過程... 2024.08.22 ミステリ・ホラー小説感想