しゃばけシリーズ絵本『みぃつけた』 畠中 恵

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「しゃばけ」シリーズの番外編の絵本。「みぃつけた」は、子どものころの若だんなと鳴家(やなり)のおはなしです。

読むと思わず、可愛くてほおがゆるんでしまいます。

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「みぃつけた」あらすじ

小さい頃から病弱な一太郎は、今日もふとんに伏せっています。ばあやも店のひとたちもいそがしく、あまり一太郎をかまってはくれません。

ふとんの中でさびしい思いをしている一太郎のところにある日、小さな子鬼たちがやってきます。
人に見えない小さな鬼を、なぜか一太郎は見ることができるのです。

一緒にあそぼうと子鬼たちのあとを追いかけるのですが…

かわいい妖(あやかし)たち

一太郎が寝込んだとき、心配そうに小さい手を一太郎のおでこにあてて、熱をはかろうとする鳴家がかわいい。

最後にお友達になった一太郎の布団に鳴家も入ってきてうれしそうに笑う一太郎。

それからずっと鳴家は一太郎の布団で眠っているわけです。こんなにいたら、たしかにさびしくはなさそうです。

絵本形式なので、きゅわきゅわと鳴いて遊ぶ鳴家がたっくさん描かれています。かわいいです。

独立したお話になっているので「しゃばけ」シリーズを読んでいても、読んでいなくても楽しめます。

畠中恵さんはこちらもおすすめ。かわいい「つくもがみ」たちのお話です。

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