嶋津輝

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アンソロジー

『私たちの特別な一日: 冠婚葬祭アンソロジー』

冠婚葬祭をテーマに、6人の作家が描いたアンソロジー『私たちの特別な一日』。SFやミステリなど、それぞれ個性的な視点から冠婚葬祭を描いています。『もうすぐ十八歳』 飛鳥井千砂「成人年齢18歳引き下げ」をテーマにした物語。18歳で妊娠、結婚した...
人間ドラマ

珠玉の日常短編集『スナック墓場』嶋津輝

私の好みが幕の内弁当のように詰まっていて、読んでいる間、とても楽しくて、ひさびさに「読み終わりたくない」と思いました。これまで日常を描いた小説はいくつも読んできましたが、『スナック墓場』の短編はどれも幸福と不幸が「いい塩梅」なんです。普通の...
作家について

嶋津輝の作品情報をまとめてみた

現在、私が最も推している作家が嶋津輝さんです。まだデビュー間もない作家さんですが、その実力はすさまじく、長編第一作『襷がけの二人』で直木賞候補に。彼女の作品は、どこにでもいる人々の、ちょっと「普通じゃない」部分が出てきます。その日常の切り取...
人間ドラマ

『襷がけの二人』嶋津 輝

嶋津輝の長編小説『襷がけの二人』。昭和初期、女主人と女中の友情と女性の自立の物語です。千代とお初、使用人と主人の立場が逆転する設定に驚きましたが、さらに読み進めると意外な展開にが待ち受けていました。第170回直木賞候補作になりました。立場が...
人間ドラマ

『駐車場のねこ』嶋津 輝

『駐車場のねこ』は普通の人と、ちょっと普通じゃない人たちの物語。この「わからない感じ」が面白くて少し怖いのです。文庫化の際に『スナック墓場』から『駐車場のねこ』へタイトルが変更されました。きっと新人作家の文庫として売るには少しでもキャッチー...
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