『花菱夫妻の退魔帖 六』白川紺子

花菱夫妻の退魔帖六 ミステリ・ホラー

花菱夫妻の退魔帖 六』では、いよいよ花菱夫妻の披露宴が執り行われます。そこへ花嫁姿の幽霊が現れて…。

そして、鈴子さんをつけ狙う燈火教の老婦人・八千代と、亡くなった孝冬の兄との関連は…。

いよいよ物語もクライマックスが近づいてきました。

花菱夫妻の披露宴

花菱夫妻のお披露目会。華族ですから豪奢な披露宴を開くのも華族の役目でもあるのです。鈴子さんの花嫁衣装、織りも染めも刺繍も豪華ですてき。

そりゃ、孝冬さんも見惚れますよね。

しかし、そんな披露宴の最中に招待客の一人に花嫁姿の幽霊が憑いているのを目撃。その幽霊は、明石の君が喰らってしまいます。

一方で孝冬さんの兄・実秋の恋人だった薗部らくから花菱夫妻に連絡が。そして、これまで華族や裕福な婦人たちを籠絡してきた燈火教にも捜査の手が伸びる。

しかし、その渦中の存在、鴻夫人が行方不明に。

犯人が判明するも意外な展開に

これまで花菱夫妻が追ってきた殺人事件の犯人。それが今回、薗部らくの口から明らかになりました。

孝冬さんはずっと、「鈴子さんの養い親たちを殺したのは自分の兄ではないか」と疑っていたのですが…。薗部らくの証言が正しいとは限らないものの、衝撃を受ける二人。

犯人がわかってスッキリするかと思いきや、最後に衝撃の展開が待っていました。

ああ、続きが気になる!

残る謎は…

いちおう、養い親殺しの犯人は判明したものの、まだまだ謎は残っています。

  • 鴻夫人と鈴子さんの祖母との関係
  • 明石の君は払うことができるのか
  • 鈴子さんの手の痣の秘密

など。結局、鴻夫人の行動についても謎のままだし、物語はもう少し続きそうです。

無事、謎や事件が解決して、孝冬さんと鈴子さんが戦後までご存命なら、ぜひ『雪華邸美術館の魔女』の小百合と撫子と絡んでほしいです。

著:白川 紺子
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『花菱夫妻の退魔帖』シリーズ

白川紺子作品感想

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