カフェで旅の気分を『ときどき旅に出るカフェ』近藤史恵

ミステリ・ホラー

『ときどき旅に出るカフェ』は、タイトル通り、旅先で出会った料理を提供するカフェのお話です。異国情緒たっぷりの美味しい食事とスイーツ、そして店を訪れる客の謎。

美味しくて癒やされるカフェミステリ。ああ、カフェルーズに行ってみたい。

著:近藤史恵
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『ときどき旅に出るカフェ』あらすじ

ときどき旅に出るカフェ』こと、カフェ・ルーズは、店主の円が旅で出会った美味しいものを提供しているカフェ。

アラフォーで独身の瑛子はある日、カフェ・ルーズで元同僚の円と再会する。

円の作る異国の料理とお店の雰囲気に魅せられた瑛子は、足繁く店に通うようになる。でも、カフェ・ルーズは月の初めに長く店を閉めていて、その間に円は旅に出ているという。

同僚の彼氏の不可解な行動、消えてしまったお土産の月餅、夜中にカフェに来る女の子。

カフェに関わる人々の謎を、円は料理の知識と旅と経験から解きほぐしていく。でも実は彼女にもちょっとした秘密があり…。

異国の料理と日常の謎解き

苺のスープ、ツップフクーヘン、セラドゥーラ…耳馴染みのないスイーツや料理。

カフェ・ルーズのメニューは、食べると異国を旅する気分が味わえます。

それと同時に、カフェに集まる人々の、ちょっとした日常の謎解きがスパイスのように加えられています。

苺のスープ
作ってみた苺のスープ

生きづらさから、抜け出す道

旅に出ると自分たちの常識がまったく通用しないし、料理の味も、環境も違う。円も瑛子も周囲から押し付けられる「常識」と違った道を選ぶことで辛い思いをすることもある。

瑛子さんが「勉強していい成績をとれ(いいところに就職しろ)と言ったその口で、今度は早く結婚をして子供を産め」と言われたの、私も経験があります。

親の期待や希望は、時に無理ゲーレベルの無茶ブリをすることがありますから…。

けれど瑛子さんも円さんも、自分で考えて選んだ道なのだから、きっと納得の行く場所にたどり着くのではないでしょうか。

著:近藤史恵
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近藤史恵作品感想

近藤史恵さんの作品はどれを読んでもはずれがない。

ビストロパ・マルシリーズ

カフェ・ルーズシリーズ

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