『僕は今すぐ前世の記憶を捨てたい。~憧れの田舎は人外魔境でした~2』の舞台は日本に似た異世界。その田舎は魔法や不思議にあふれた人外魔境でした。
ホメると赤くなるトマトや迷彩のスイカ。そして川には河童、池には神様がいる。
不思議だけれど、楽しいこと一杯な夏のはずが、空はあるトラブルに巻き込まれてしまい…。
『僕は今すぐ前世の記憶を捨てたい。2』あらすじ
魔素という粒子が世界にあふれ、魔法が使える日本。空は魔素欠乏症のため田舎の祖父母の元で暮らしている。
しかしここはカブトムシは巨大化し、スイカは爆発する奇想天外な起こる田舎。
それでも空は、近所のアキちゃんやゆいちゃん、タケちゃんたちと川遊びやスイカ取りで夏を楽しんでいた。
ある日、アキちゃんの幼稚園の友だち・ユウマの強引な誘いにより、小さい子だけで虫取りに向かうことに。
しかし、ユウマの強引なやり方で空が巨大カブトムシにさらわれてしまい…。
楽しくてちょっと変わった人外魔境
一見、日本の田舎風景なのに、中身はまったく違う人外魔境の祖父母の村。夏野菜の収穫を手伝う空に田舎の洗礼が…。
トマトはホメると赤くなるし、ナスは透明になっているし、スイカは迷彩柄で、声を立てると爆発してしまう。
川では河童がプールの監視員のように子どもたちを見守っています。ここでは妖怪や神様も混じって暮らしているんですね。
これから、どんな不思議があるのか楽しみ。
かわいい仲間
空が虫取りのトラブルで空がカブトムシに捕まってしまった時、助けてくれたのがウズラのような大きな鳥さん。(表紙絵の鳥です)
これ実は空が大切にしていた石(見化石)から生まれた精霊みたいなもの。田舎にはこうした花や鳥に変化する石があり、子どもたちの宝物になるんです。
大事にしていた石は稀に、自分のそばにいて守ってくれる存在になるそうで。空はその子に「フクちゃん」と名付けて相棒になります。このフクちゃんがとてもかわいくて。
ふだんは小さいけれど、いざという時は空を乗せて飛ぶこともできるのです。
ダンジョンのある都会
おまけSSでは、空のママ、紗雪がダンジョンへ行きます。なんと、都会にはダンジョンがあり、探索者の養成や魔石の収集などを目的としているのだとか。(魔石はテクノロジーの燃料になる)
しかし、魔力が足りなくて都会に住んでいるとは言え、ママは第一級危険地帯出身。他の都会人がビビりまくる魔獣もデコピン一発で仕留めます。
普通の日本の風景にダンジョンがあるのが不思議で面白い。
この小説の世界観、大好きです。
コミックスも可愛くておすすめです。
