ラノベかBLのようなタイトルをつけましたが、本当なんです、この文章。
『泉鏡花先生のこと』は、明治の文豪・泉鏡花の思い出を、彼の作品の挿し絵画家であった小村雪岱のエッセイです。
泉鏡花といえば幻想的でロマンチックな作品・戯曲を数多く残した文豪です。『夜叉ヶ池』『外科室』は現代イラストレーターとコラボした乙女の本棚シリーズにもなっています。
しかし、文中ではそんな文豪・鏡花先生の「かわいすぎる」ところがいろいろ描写されています。
泉鏡花先生のかわいいポイント
- 色の白い美青年
- 奥様も美人(元・売れっ子芸妓)
- 潔癖症だけど信心深いので神社仏閣では伏礼
- 生物は絶対食べない、なのに酔っ払ってむしゃむしゃ食べて、後日気持ち悪くなっちゃう
- 香を焚き、筆に香を染み込ませて執筆
- うさぎグッズ大好き
文豪、おちゃめで可愛い…。
また、別の文章で読んだのですが、鏡花先生、芸妓であった奥様との結婚を師匠である尾崎紅葉に猛反対されのだそう。師匠のことも大好きだったので泣く泣く別れた二人。でも、その後師匠の死後に結婚したのだとか。(まるで恋愛小説のよう)
うさぎ大好きなのは、裏干支(自分の干支から6つ先の干支)の物を持つと開運になるという言い伝えからなのですが、そうしたおまじないを信じちゃう鏡花先生、やはり可愛らしい…。
小村雪岱の雅号は泉鏡花がつけたそうで、2人は鏡花が亡くなるまで小説家と挿絵画家として長年よきパートナーであったそうです。
小村雪岱の描く絵は線一本一本が凛としていて、シンプルで奥深く、大好きな画家です。

