『かもめ食堂』は映画のための書き下ろし小説。この本を読むと、無性におにぎりをにぎって食べたくなります。
『かもめ食堂』あらすじ
「素朴でいいから、ちゃんとした食事を食べてもらえるような店をつくりたい」
と思い、フィンランドにかもめ食堂を開いたサチエさん。
当初、街の人々は日本人のサチエさんを子どもと勘違いしたり、警戒したりで店には寄り付かない。
やがてフィンランドに旅行に来たミドリさんがスタッフに加わる。ミドリさんは「地図を指射したらフィンランド」という理由でやってきた。
また、荷物が紛失してしまったマサヨさんも、かもめ食堂の仲間になっていった。
その後、『ガッチャマン』の歌詞を知りたがるアニメファンのトンミくんを筆頭に、徐々にお客さんも増えてきた。
幸せなフィンランド
読み終わるとなんだか気持ちがほっこりとして「もうちょっとがんばってみようかな。」と思えました。
ガッチャマンが好きな日本びいきのトンミくん。いつも怖い顔で店を覗いていたリーサおばさん。
フィンランド側にも個性的な人がいて面白い。
小説版では、映画では語られなかった、チエさんがフィンランドで食堂を開けた秘密(資金など)や、何故ミドリさんが「指さしちゃって」フィンランドに来たのかがわかります。
監督:荻上直子, Writer:荻上直子, 出演:小林聡美, 出演:片桐はいり, 出演:もたいまさこ, 出演:ヤルッコ・二エミ, 出演:タリア・マルクス, 出演:マルック・ペルトラ
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