小説感想

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ミステリ・ホラー

『あやし うらめし あな かなし』浅田次郎

タイトルに「うらめし」とあるので怖い話かと思いきや、悲しくて切なく、ロマンティシズムに溢れた作品でした。切なく多彩な怪談集『あやし うらめし あな かなし』には、様々な幽霊が出てきます。心中の末、苦しんで死んだ女郎の苦しみ(『赤い絆』)戦争...
小説感想

『古本食堂』原田ひ香

『古本食堂』、といっても、食堂ではありません。神保町の古書店に集まる人々の悲喜こもごもと、美味しいごはんのお話です。『古本食堂』あらすじ珊瑚は急死した兄・滋郎の古書店を受け継ぐため、北海道から上京して店を再開することにした。もう一人の兄の孫...
ミステリ・ホラー

『幻夏』太田愛

人気ドラマ「相棒」の脚本家・太田愛さんの本格クライムミステリ『幻夏』。読み終わって、なんとも言えない気持ちになりました。ある家族を襲った冤罪事件。それに連鎖するようにどんどんと悪い方向へ転げ落ちていく。そして、その家族を不幸へ陥れたのは、本...
ミステリ・ホラー

謎の老婦人『花菱夫妻の退魔帖 四』

『花菱夫妻の退魔帖 四』では鈴子に近づく謎の老婦人、養い親を殺した犯人の手がかり。そして謎の宗教…。花菱夫妻の周囲がにわかに剣呑になってきました。『花菱夫妻の退魔帖 四』あらすじ淡路島から戻ってからも、花菱夫妻のもとには「お祓い」の依頼が舞...
人間ドラマ

ワケあり物件に住む、仕事。『東京ロンダリング』 原田 ひ香

『東京ロンダリング』、面白いテーマの小説でした。過去に賃貸物件で事件が起こった場合、客に提示する義務がありますが、しかしその後、一度でも人が住んでしまえば、伝える必要がなくなる。そのため、「ワケあり物件に住む仕事(ロンダリング)」がある、ら...
ミステリ・ホラー

島の因習と家族の秘密『花菱夫妻の退魔帖 三』白川紺子

『花菱夫妻の退魔帖 三』では、花菱家の故郷・淡路島へ。そこで鈴子は怨霊「明石の君」についての手がかりを探します。『花菱夫妻の退魔帖 三』儀礼のため淡路島を訪れた花菱夫妻。鈴子たちは家に就く怨霊「明石の君」を祓うため、孝冬の親族に協力を仰ぎ文...
不思議

日常と非日常が入り交じる、南国への逃避行『エルニーニョ』中島 京子

『エルニーニョ』はDV彼氏から逃げる女性が、不思議な少年と出会い旅をする物語。直木賞を受賞した中島京子さんの『小さいおうち』後、初の書き下ろし小説です。日常と非日常が入り交じる描写が魅力的です。「エルニーニョ」あらすじ恋人ニシムラのDVに悩...
人間ドラマ

大人の夏休み『風待ちのひと』伊吹有喜

『四十九日のレシピ』の伊吹有喜さんのデビュー作『風待ちのひと』読了。読み終わった時、疲れた心がちょっと癒やされました。
ミステリ・ホラー

睦まじい夫婦の秘密は…『花菱夫妻の退魔帖二』白川紺子

『花菱夫妻の退魔帖二』では、鈴子や孝冬の家族の謎が深まったり、謎の宗教団体が絡んできたりと、気がかりなことばかり。でも、花菱夫妻当人たちはとても睦まじいのが微笑ましい。孝冬さんの愛が少し重たそうですが…。『花菱夫妻の退魔帖二』あらすじ怨霊「...
ミステリ・ホラー

大正ロマンと幽霊退治『花菱夫妻の退魔帖』白井紺子

『後宮の烏』の白井紺子さんが描く、大正ロマンと幽霊退治『花菱夫妻の退魔帖』。霊が見える鈴子と、「お祓い」を行う孝冬、夫婦の幽霊退治と二人の出生にまつわる秘密が描かれます。ミステリ仕立てですが、着物の描写もすてきなので、着物好きな人にもぜひ。...
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