『「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術』宮竹 貴久

先送り 生物・科学・数学

「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術を読みました。

すぐに仕事に手を付けなくても、会議で発言しなくても。そうした先送りや死んだふりは生物学的に正しいのです。

生物界のしくみを、社会に置き換えてみると…

この本では、生物学における「先送り」を会社生活を例にとってを紹介しています。

  • 「先送り」…仕事にすぐ手を付けない
  • 「死んだふり」…会議で発言しない

人間の常識としては望ましくない事でも、「生き残り」を再優先に考えれば自然界ではアリなんですね。

会議で発言しなかったり、後回しにすることで、めんどうな仕事を避けられるというメリットがあるのです。

その分、出世から遠ざかるというデメリットもあるのですが…。

死んだふりとフッ軽

生物界でも「死んだふり」がうまい個体は天敵からは、逃げられる確率は高い(敵は動くものを餌と認識するから)。

でも同時に、子孫を残すパートナーと出会う確率が低くなるというデメリットも。

逆にフッ軽の連中は、動き回るので生殖確率は上がるものの、その分、生命の危険が伴います。

ちなみに『教養(インテリ)悪口』という本ではフッ軽のことを、

個体の能力を犠牲にする戦略

と呼んでいます。「フッ軽」は人間界でも生物界でも、敵が多くなるんですね。

著:堀元 見
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もちろん「先送り」にもデメリットがあります。

自分が何を大事にしたいのかを生物学的に置き換えて、その場その場を生き延びていくことが大事なのでしょう。

生物も時には『逃げるは恥だが役に立つ』のです。

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