『教養(インテリ)悪口本』堀元 見

悪口 言葉の本

教養(インテリ)悪口本』は、古今東西、科学や文学、歴史などから引用した悪口とその利用方法を綴った本。

よくもまあ、これだけの知識を駆使して、悪口を考えついたものだと思います。

著:堀元 見
¥1,430 (2026/01/10 06:45時点 | Amazon調べ)

悪口にも教養が出る

昔、自己中心的で五月蝿い最悪な知人に対して、教養高い女性が放った一言がこれ。

「彼女は…なんというか、Unique(ユニーク)よね。」

「Unique」には「個性的」のほか、「前例がなく対処するのが難しい問題」の意味もあるのだとか。ああ、こんなって悪口すてきだなあ。

「教養を使って人を蔑んで…じゃなかった、特徴にぴったりの言葉を使いたい」

「直接悪口を言うと、揉めるし面倒。自分や周囲にだけわかる言葉で悪口が言いたい」

教養(インテリ)悪口本』はまさに、そんな私が求めていた本でした。

どうせ悪口を言いたくなる人なんて、教養ないから意味もわからないでしょうしね。

『教養(インテリ)悪口本』の特徴

『教養(インテリ)悪口本』の特徴、それは、教養がないと相手に伝わらないということ。だから、

そこがいいんですよね。直接罵倒するのではなく、教養で返す感じが。

  • 1年分のシナモンを全部使い切る皇帝かよ…見当違いなプレゼントをくれる人
  • 鹿鳴館精神を身につけてる…海外かぶれの人
  • 植物だったらゲノム解析されてる…役に立たない人間

相手が教養がなかったら、「?」で終わりだけど、周囲の人が気づくかもしれないし、本人が気になって調べるかもしれない。

直接、言葉の刃で切り裂くよりは、遅効性の毒がジワジワ浸透する感じが良いんですよね。

引用にも教養が必要

しかし、悪口の中には直接使うと、こちらに火の粉がふりかかるものも…。

  • 先祖が汚かったんですね…お酒を相手に強要する酒好きの人
  • 個体の能力を犠牲にする戦略ですね…フッ軽の人

これだと、言葉が直接悪口として相手に伝わってしまいます。だからうまく伝えるにはアレンジできる教養が必要。

ただ私は、植物だったらゲノム解析されている程度の人間ですので、なかなかむずかしそうです。

タイトルとURLをコピーしました