『僕は今すぐ前世の記憶を捨てたい。~憧れの田舎は人外魔境でした~4』。今回は冬のお話。みんなで雪遊びをしたり、お正月を楽しんだり。
しかし、日本に似ているとはいえ、この世界の田舎は人外魔境。年神様がやってきたり、ばあばの姿が変わったり、驚くことがたくさん。
そんなある日、村に異変が。友だちの明良がいなくなってしまう。それを聞いた空は…。
著:星畑旭, イラスト:スズキイオリ
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奇想天外な田舎の冬
毎回、奇想天外なことが起こる魔砕村ですが、なんとばあばが冬の間だけ若返っています。なんでも雪女の家系なので、冬だけ若返るのだそう。
毎年のことなのに、若くなった妻にドギマギするじいじが可愛い。
お正月には歳神様にご挨拶。美味しいものをあげるとご利益を増やしてくれるけれど、お餅が金色に輝いてしまい、食べると発光しちゃうのが玉にキズ。
他にも、冬の間だけ村にやって来る動物たち(しゃべれる)もいて、冬は冬で、奇想天外だけど面白いことが多いのです。
前世の記憶との対峙
これまで、人外魔境的な田舎暮らしでは前世の常識や知識が返って邪魔になっていた空。しかし、明良が精霊のなりそこないに魅入られてしまい、空は単身で助けだそうとします。
そこで、これまで役に立たなかった「前世の記憶」が意外な役割を持つことになるのですが…。
これは、ラノベというよりジュブナイルのようですね。少し成長した空は、過去を受け入れて、改めてこの世界で生きることを決心をします。
そして、周りの大人達の強いことといったら…。じいじとばあばはもちろん、普段は飲んだくれている巫女の弥生ちゃんも、現場に大人たちを転送するという大魔法をやってのけます。
普通の日本の田舎の描写と、魔法とのギャップが面白い。
