以前の職場でをパワハラ受けて辛かった時、いろいろなメンタルケアの本を読み漁りましたが、この本が一番助けてくれました。
Testosteroneさんの『ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣』。この本がほかのメンタルケア本と違うのが「逃げてもいい」と言ってくれたことです。
普通のメンタル本だと、たいてい
- 自分の考え方を変える
- 今いる場所でがんばる
- 相手の幸せを願う
など、自分自身の意識を変えようと書かれています。それは確かにその通りなんですが、人間、そうかんたんにはいきません。
そもそも、そう簡単に意識が変えられるなら本に頼らないんですよ。
しかし、Testosteroneさんの本では「捨てろ」「逃げろ」など、メンタル本にあるまじきマイナスな言葉がでてきます。
一見、逃げ腰にみえるテーマですが、実はこうしたネガティブな言葉こそ私に勇気を与えてくれました。
「逃げていい」という救い
私の場合、パワハラ上司のほかにも、職場の様々な人からこんな風に言われ続けました。
「あなたが変わるべき」
「もう少し続けないと、次の契約はありませんよ
」「そんなんじゃどこにいっても通用しない」
私が悪いのだろうか…。悪いのかもしれない…。
でもいくら寝食を削って努力しても、緊張から失敗して上司に罵倒され、うまくいっても必要以上の仕事を言いつけられ(強制的な休日出勤など)、どんどんと追い詰められていきました。
そして、最終的には倒れてしまいました。
そうした時に『ストレスゼロの生き方 』はこう言っています。
「自分には価値がないのかな?」と思わせてくる奴がいたら敵だと認識しろ 問題があるのは他人にそんな風におもわせてしまうそいつらだ。
確かに、私にも至らない点は多く、迷惑をかけてしまい申し訳ないとも思います。
でも、「自分の思い通りにいかないから」といって必要以上に私のメンタルを追い込む権利はないはずです。
当時はほんと、藁にもすがる思いで、この言葉を胸になんとか病気退職をもぎ取りました。おそらく、あのまま続けていたら立ち直れないところまで追い込まれていたでしょう。
追い詰められている時って、どうしても他人の言葉にすがりたくなります。世の中にメンタルヘルスの本は星の数ほどありますが、自分の心に沁みる言葉に出会えるのはまれなこと。
「逃げる=負け」じゃない。勝つために一時撤退するだけだ逃げるのは立派な戦略なのだ
ものすごく頑張って、あらがっても事態が好転しないなら、思い切って逃げてもいい。
そんな救いがあってもいいと思います。「逃げるは恥だが役に立つ」というのは真実をついているんですね。
Testosteroneさん、ほんとうにありがとうございました。あなたの言葉のおかげで私は自分の人生を取り戻すことができました。
筋トレはなかなか続かないのですが…。

