『海に住む少女』 シュペルヴィエル

海 不思議

不思議で不可思議。フランスの宮沢賢治が描く海の中の物語。

シュペルヴィエル『海の上の少女―シュペルヴィエル短篇選 (大人の本棚)』、不思議で不可思議。でも読んでいくとどんどん世界に潜っていく。そんな物語。

私は普段、翻訳もの(ミステリや歴史以外)はほとんど読まないのですが、シークレットブックスから、偶然にもこの本を手に入れました。

著:シュペルヴィエル, 翻訳:永田 千奈
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シュペルヴィエルという人は、小説家でも詩人でもあり、「フランスの宮沢賢治」と例えられているそうです。確かに、宗教の物語をモチーフにした作品があるのは共通しているかも。

でも、作風は宮沢賢治というより、レイ・ブラッドベリに近い気がします。救われない話もありますから。

たったひとり、海の中にある街に住む少女、キリスト誕生につきそった牛の物語、ノアの方舟にまつわるお話。

日常と少しだけ離れた不思議な世界は、読むものを深い世界へ誘ってくれます。

『海に住む少女』は、かもめブックスのシークレットブックで購入。普段だと選ばない本に出会えるのがシークレットブックの面白いところですね。

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