『名前のないことば辞典』は、そんな「名前はないけどよく使う」身近な言葉の中から、同じ言葉を2つ重ねた「ふたごことば」を集めた絵辞典です。
いぬやあひる、くまたちが恋に「ワクワク」したり、おなかが「ぺこぺこ」になったり、忙しく「ばたばた」する様子が、出口かずみさんのかわいい絵で紹介されています。
見ているとクスッと笑えて、気楽に読める辞典です。
おなじでちがう言葉たち
例えば「ごろごろ」という言葉があります。
家で「ごろごろ」したり、おなかの調子が悪くて「ごろごろ」したり、雷の「ゴロゴロ」に怖がったり。
同じ言葉でも場所や様子によって使い方がちがいます。
ドラマ『舟を編む』の「あきらめて あきらめて あきらめて」にも通じるものがあります。
ふだん、何気なく使っている言葉でも、あらためて絵にしたものを見ると、
「こんなにも変化があるものなのだなあ」
と、新しい発見をしたような「わくわく」が感じられました。
言葉をつくって遊ぼう
『名前のないことば辞典』に登場するくまの子供たちが、あいうえおを書き出してなにやら言葉をつくっています。
彼らがつくった言葉は「のふのふ」。意味はお母さんがこどもたちを撫でる様子なんですって。とても言い得て妙で、とてもすてきな言葉ですね。
ただ読むだけでなく、くまの子たちのように、じぶんで言葉を作ってみても面白いかもしれません。お子さんのいる方はこどもと一緒に作ってみても楽しそうですね。
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