『魔女のスープ 残るは食欲2』 阿川佐和子

スープ 作家のエッセイ

阿川佐和子さんの食にまつわるエッセイ「残るは食欲」の第二弾、『魔女のスープ 残るは食欲2』。

前回にひきつづき、おいしそうな食べ物の話がたくさんでてきます。

著:阿川佐和子
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阿川佐和子さんは食通の小説家・阿川弘之さんのお嬢さんで、幼少の頃からおいしいものを食べているだろうに、その基本感覚は庶民派でつつましい。

そういうところも勝手に親近感が湧いてしまいます。

食べ物に関するあるある

  • いただき物の高級な果物を、取っておいて食べごろを逃してしまう
  • てんぷら屋や日本料理屋で最後に白いご飯がでるよりも、お料理と一緒に白いご飯を食べたい(高級な店では最後にごはんをいただくのがルール)
  • スープの最後はカレーにする

とか、ものすごく共感できる内容がたくさんあって、読みながら「あるある、そういうこと!」と思わず頷いてしまったり。

普通、テレビにも出ている著名な方って、栄養管理をきっちりしているイメージがあります。そして、間違っても冷蔵庫の中の物を腐らせない。(もしくはそれを公表しない)

…と思っていたのですが、阿川さんは結構、冷蔵庫の中の物を腐らせたり、料理がうまくいかなかったことをセキララに書いています。

そのあたりもセレブやモデルなどのエッセイにくらべ庶民の感覚に近い。
もちろん、おいしそうな料理のほうが多いけれど。

お父様の食エッセイ

今回はお父様の食エッセイ『食味風々録』にかかれた「なみちゃんひやむぎ」(野菜の油炒めと醤油をだしにしたひやむぎ)も再現。

とはいってももともとの文章のレシピに詳しい分量が載っていないため、読者の方からのご意見からレシピの再現を試みた阿川さん。

しかし、結局のところ正確な分量はわからず、阿川さん自身も試行錯誤中。でも、阿川レシピもおいしそうです。

中央公論新社
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