『ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門』は論理よりも、最短距離で答えに到達するための発想法。
「ずるい考え方」というよりは、「目からウロコの発想法」です。
目的のためには、「常識」を選ばない。
ラテラルシンキングには、私達が普段思っている「常識」をぶち破ることが重要なのだそうです。
この本には例題がいくつか載っているのですが、どの答えも、「その手があったか!」と感心する答えばかりです。
ラテラルシンキング問題
- 13個のオレンジを3人の子供に公平に分けるには?
- 計算時間がかかる自動改札機をストレスなく利用してもらうには?
答えは下に書いてあります。
答え
- オレンジはジュースにする。ジュースにすることで甘い・すっぱいなど個々のオレンジを分けた時の不公平はなくなります
- 自動改札機自体を長くする。処理速度を上げるためのコストもかからず、客にも負担にならない
こうした「最短距離」で目的を達する発想法は、過去の偉人たちもその達人だったそうです。(フォード、松下幸之助、スティーブ・ジョブズなど)
でも、日本人は感覚的に「ずるい考え方」を嫌う傾向にあるとか。
けれど「ずるい考え方」は、人を陥れるものではありません。むしろ「無いものに価値を見出す」といった、今の時代に必要な考え方であるといえるでしょう。
もう、ハード(建物)を建てれればいい時代から、知恵を出しあい困難に立ち向かう時代なのですから。
ラテラル・シンキングを実践するには
そんなラテラル・シンキング能力を得るにはどうしたらよいか、実践法や問題も掲載されています。
- アイデアメモをとる
- 物の使い道を30通り考えてみる
- 偶然の発見を見逃さない(常に物をよく観察する)
「ずるい」考え方を会得するには、あんがい地道な努力が必要なのかもしれません。

