ファンタジーやゲームのモチーフとなるケルト文化。そんなケルトの風俗、歴史をイラストで紹介した『ケルトの解剖図鑑』。
魔法使いに英雄、吟遊詩人。ファンタジーやゲームが好きな人におすすめの本です。
ケルトの生活文化
そもそも、ケルト文化が栄えたのはアイルランドやスコットランド。大陸ではフランス・ドイツ・スペインの一部。だから、イギリス本土とは文化が異なるんですね。
以前、イギリス人にケルト文化のことを聞いたら「?」という反応をされたんですが、その意味がわかりましたよ…。
食事
ケルト人の食事といえば、なんといっても蜂蜜酒です。ビールもありましたが、主に飲まれていたのは蜂蜜酒。
ほかにも炉ばたの大鍋でつくるシチューや煮込み料理、クレープの原型と言われる小麦粉料理など、ファンタジー感満載の料理は読んでいるだけでワクワクします。
『中世ヨーロッパのレシピ』では、昔のヨーロッパ
ケルトのデザイン
ケルト文化といえば独特のデザイン。結び目をあしらったモチーフの紋様からは、キリスト教流入後にケルティック十字と呼ばれる装飾性の高い十字架が生まれました。
とにかく、装飾とデザインが素晴らしいですし、トルクと呼ばれる腕輪は金の針金を加工した繊細な作りになっています。
宝石を散りばめた装飾品は、ファンタジーの世界にでてきそう。
ドルイドと魔法使い
ドルイドといえば、魔法使いのイメージがありますが、本来のドルイドは知識階級であり、戦の調停などを行う執政のような立場でした。
他にも薬師や吟遊詩人などもドルイドの系列です。
時代が下がるにつれ、ドルイド宗教行事を司るようになったのだとか。また、彼らは薬草の知識なども豊富で、こうした女性のドルイドが魔女の原型になったという説も。
ローズマリー・サトクリフの作品には、ドルイドが魔法で主人公を助けたり、時には攻撃したりと活躍します。
他にも妖精やゴブリン、パンシーといったファンタジーでおなじみのキャラクターも、ケルト文化から生まれました。
