『教養(インテリ)悪口本』は、古今東西、科学や文学、歴史などから引用した悪口とその利用方法を綴った本。
よくもまあ、これだけの知識を駆使して、悪口を考えついたものだと思います。
悪口にも教養が出る
昔、自己中心的で五月蝿い最悪な知人に対して、教養高い女性が放った一言がこれ。
「彼女は…なんというか、Unique(ユニーク)よね。」
「Unique」には「個性的」のほか、「前例がなく対処するのが難しい問題」の意味もあるのだとか。ああ、こんなって悪口すてきだなあ。
「教養を使って人を蔑んで…じゃなかった、特徴にぴったりの言葉を使いたい」
「直接悪口を言うと、揉めるし面倒。自分や周囲にだけわかる言葉で悪口が言いたい」
『教養(インテリ)悪口本』はまさに、そんな私が求めていた本でした。
どうせ悪口を言いたくなる人なんて、教養ないから意味もわからないでしょうしね。
『教養(インテリ)悪口本』の特徴
『教養(インテリ)悪口本』の特徴、それは、教養がないと相手に伝わらないということ。だから、
そこがいいんですよね。直接罵倒するのではなく、教養で返す感じが。
- 1年分のシナモンを全部使い切る皇帝かよ…見当違いなプレゼントをくれる人
- 鹿鳴館精神を身につけてる…海外かぶれの人
- 植物だったらゲノム解析されてる…役に立たない人間
相手が教養がなかったら、「?」で終わりだけど、周囲の人が気づくかもしれないし、本人が気になって調べるかもしれない。
直接、言葉の刃で切り裂くよりは、遅効性の毒がジワジワ浸透する感じが良いんですよね。
引用にも教養が必要
しかし、悪口の中には直接使うと、こちらに火の粉がふりかかるものも…。
- 先祖が汚かったんですね…お酒を相手に強要する酒好きの人
- 個体の能力を犠牲にする戦略ですね…フッ軽の人
これだと、言葉が直接悪口として相手に伝わってしまいます。だからうまく伝えるにはアレンジできる教養が必要。
ただ私は、植物だったらゲノム解析されている程度の人間ですので、なかなかむずかしそうです。

