小説感想 現代歌舞伎のような吉原『吉原十二月』松井 今朝子 松井今朝子さんの『吉原十二月』。吉原の一年間の行事にからめて、ふたりの花魁の半生を描きます。大河ドラマ『べらぼう』と同時期の絢爛豪華な吉原描写も素晴らしい。『吉原十二月』あらすじふたりの異なる性格の花魁、胡蝶と小夜衣。禿時代からしっかりもの... 2025.04.20 小説感想歴史・時代小説
オーディオブック 『吉原手引草』 松井 今朝子 『吉原手引草』では吉原一の花魁・葛城の失踪について、関係者たちがそれぞれの立場で語るミステリ仕立ての時代小説。物語の中心人物である葛城花魁が一切語らないのがまた、この話をいっそう面白くしています。第137回直木賞受賞作品。『吉原手引草』あら... 2024.06.04 オーディオブック歴史・時代小説