2024-10

スポンサーリンク
童話・児童文学

『100ばんめのぞうがくる』さとうさとる むらかみつとむ

先日、Threadsのフォロワーが100人になりましたので、記念に100にちなんだお話をご紹介します。 中島京子さんの『夢見る帝国図書館』の中で、登場人物が幼い頃読んだ本を大人になって探すエピソードありました。 そういえば、わたしにもあった...
エッセイ・随筆

珈琲アンソロジー『こぽこぽ、珈琲』

『こぽこぽ、珈琲』は、珈琲をテーマにした随筆、エッセイを集めたアンソロジー。ひとくちに「珈琲」といっても、作家によって表現はさまざま。 喫茶店の珈琲が好きな方、珈琲を入れる器具にこだわる方、お気に入りの喫茶店の紹介、コーヒーを飲みながらの会...
童話・児童文学

『空とぶカバとなぞのパリポリ男』鈴木 悦夫

『空とぶカバとなぞのパリポリ男』は、今から40年以上前の児童書。羽の生えたカバと出会った少女が謎のパリポリ男からカバたちを守るお話です。 まぼろしの本 子供の頃に読んでからずっと気になっていたのです。でも、再販はされていないし、もうタイトル...
アート・ものづくり

『お帰り キネマの神様』原田マハ

『お帰り キネマの神様』は、原田マハさんの小説『キネマの神様』の続編ではありません。 山田洋次監督によって映画化された内容を新たに小説化したものです。 大きな変更、見事な変更 何を言っているかわからねえと思うが、私も何言っているかわからねえ...
人間ドラマ

『キネマの神様』原田マハ

映画を愛する人々に起きた、キネマの神様からの奇跡『キネマの神様』。 『キネマの神様』あらすじ 円山歩は、都市開発会社でシネコン開発担当者だった。しかし社内のトラブルに巻き込まれプロジェクト半ばで退社に追い込まれる。 同じ頃、父親ゴウが心臓発...
小説感想

『図書館のお夜食』原田ひ香

『図書館のお夜食』は、書店員や司書など、年齢も経歴も違うスタッフたちが、自分と仕事について向き合っていく物語です。 作中、本の中に登場する料理が「まかない」として提供されます。それが本当に美味しそうで…! もしもこんな図書館があったら、ぜひ...
本にまつわる話

雑誌に特化した都立多摩図書館

東京都立多摩図書館は、雑誌に特化した図書館です。収蔵雑誌の種類は19,000誌。100万冊以上ものストックを誇ります。 館内にはマニアックな雑誌がたくさんあり、眺めているだけでも楽しいです。 都立多摩図書館の利用法 ここでは普通の図書館と異...
ミステリ・ホラー

『透明な螺旋』東野圭吾

ガリレオシリーズ『透明な螺旋』。湯川先生の出生の秘密が明かされます。 以前、「ガリレオ」のドラマで湯川先生が両親のことを語るシーンがありました。そういえば、湯川先生の両親てどんな人なんだろう…? 『透明な螺旋』あらすじ 昭和40年代、若い女...
アンソロジー

三越アンソロジー『時ひらく』辻村 深月, 伊坂 幸太郎, 阿川 佐和子, 恩田 陸, 柚木 麻子, 東野 圭吾

三越百貨店をモチーフにしたアンソロジー短編。表紙の装丁も三越の包装紙「華ひらく」がデザインされています。 「思い出エレベーター」辻村深月 迷子の男の子が三越を巡るうちに、かつての両親や伯母、そして大好きだったおじいちゃんと少年の姿を見つける...
アンソロジー

猫にまつわるアンソロジー『猫はわかっている』

人気作家による猫小説アンソロジー『猫はわかっている』。ミステリ、社会問題、ドタバタエッセイ風など、作家ごとに猫との関係性が違っていて興味深い作品ばかりです。 世界を取り戻す 村山由佳 仕事に家庭に忙しい女性編集者が、取材先の動物病院で瀕死の...
スポンサーリンク