料理・食べ物

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お酒

『ほろよい読書 おかわり』青山美智子,朱野帰子, 一穂ミチ,奥田亜希子,西條奈加

お酒がテーマのアンソロジー第二弾『ほろよい読書 おかわり』。お酒が飲めても、飲めなくても、ほろよい気分が味わえる名作揃いです。『きのこルクテル』青山美智子酒が飲めないライターの永瀬は、取材で訪れたバーでバーテンダーの女性に一目惚れしてしまう...
ミステリ・ホラー

ビストロ・パ・マルシリーズ4『間の悪いスフレ』近藤史恵

ビストロ・パ・マルシリーズ4『間の悪いスフレ』では、コロナ禍でのフレンチレストランの苦悩や若い人へのエールが印象的でした。『間の悪いスフレ』あらすじ小さなフレンチレストラン、ビストロ・パ・マル。ここでは客たちの悩みや謎を、シェフが料理で解決...
ミステリ・ホラー

ビストロ・パ・マルシリーズ3『マカロンはマカロン』近藤史恵

『マカロンはマカロン 』ミステリーというには、あまりにもやさしく、温かい物語の数々。どの物語もテーマとなる料理があり、そのどれもが美味しそう。装丁もフランス料理のメニュー風に、フランス語と日本語で書かれています。以下、気になったものの感想を...
ミステリ・ホラー

ビストロ・パ・マルシリーズ2『ヴァン・ショーをあなたに』近藤 史絵

『ヴァン・ショーをあなたに』は下町の小さなビストロ・パ・マルを舞台にした料理ミステリ。ヴァン・ショーとは、ホットワインのこと。三舟シェフがワケありのお客にふるまう、香り高い飲み物です。今回は語り部であるギャルソン高築くんの視点を離れた物語が...
ミステリ・ホラー

ビストロ・パ・マルシリーズ1『タルト・タタンの夢』近藤 史絵

『タルト・タタンの夢』を読むと、フランス料理が食べたくなる。おいしくて楽しい料理ミステリです。下町の小さなビストロ、「パ・マル」。シェフの三舟さんは長髪を後ろに束ね、ひげを蓄えた風貌はサムライを思わせます。(私は笑い飯の西田さんを想像しまし...
お酒

BAR追分シリーズ3『 情熱のナポリタン』伊吹有喜

BAR追分シリーズの続編『情熱のナポリタン―BAR追分』。新宿三丁目にある「ねこみち横丁商店街」。その路地の一番奥にあるのが「BAR追分」。昼間は、ご飯の「バール」夜は本格的な「バー」。ふたつの顔をもつBAR追分に集まる、人々の物語。お好み...
お酒

BAR追分シリーズ『オムライス日和』 伊吹有喜

『オムライス日和 BAR追分』は新宿三丁目の奥にある「ねこみち横丁商店街」、その路地の一番奥にあるのが「BAR追分」が舞台の物語。昼間は美味しいご飯の「バール」、夜は本格的な「バー」。ふたつの顔をもつBAR追分に集まる、人々の物語。猫の恩返...
お酒

心地よく酔える物語『BAR追分』 伊吹 有喜

BAR追分は、お酒のように、読者を心地よく酔わせてくれる物語です。『BAR追分』あらすじ新宿三丁目の交差点付近、昔は追分と呼ばれた場所の裏路地は「ねこみち横丁」と呼ばれている。種々雑多な店がひしめいくねこみち横丁のどん詰まりには「BAR追分...
人間ドラマ

『三人屋』原田 ひ香

原田ひ香さんの『三人屋』は三姉妹が朝、昼、晩でそれぞれ違う店をいとなむ物語。読む前は商店街の人情や姉妹愛といった、癒し系の物語なのかと思っていました。でも、中身は意外にも向田邦子風。つまり、多少ドロドロしています。原田ひ香さんの小説は、すご...
料理・食べ物

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』 吉田 篤弘

「それからはスープのことばかり考えて暮らした」は「つむじ風食堂の夜」と同じく、舞台はどこか懐かしい雰囲気の町・月舟町。町のサンドイッチ屋さんを舞台にしたおはなしです。会社を辞めて月舟町に引っ越してきた大里くん。彼がマダムと呼ぶ大家さんから「...
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