人間ドラマ 『カフネ』阿部 暁子 『カフネ』には驚きと感動がありました。あらすじは普通なのに、読むとものすごく奥深い。優しく、美味しく癒やす家事の物語です。 2025.04.09 人間ドラマ小説感想料理・食べ物
料理・食べ物 『かもめ食堂』群ようこ 『かもめ食堂』は映画のための書き下ろし小説。この本を読むと、無性におにぎりをにぎって食べたくなります。『かもめ食堂』あらすじ「素朴でいいから、ちゃんとした食事を食べてもらえるような店をつくりたい」と思い、フィンランドにかもめ食堂を開いたサチ... 2025.03.07 料理・食べ物
小説感想 『しあわせのパン』 三島 有紀子 『しあわせのパン』は映画のノベライズ本です。巻末には映画で重要な役割を持つ童話『月とマーニ』もカラーで掲載されています。北海道・月浦でカフェ・マーニを営む水縞くんとりえさん、カフェを訪れるお客さんたちの物語を、四季を通じて丁寧に描いたすてき... 2025.02.20 小説感想料理・食べ物日常系雑記
お酒 『定食屋「雑」』原田ひ香 『定食屋「雑」』は、もともとお酒のアンソロジー『ほろよい読書』に掲載された短編。この本では定食屋「雑」のその後が語られます。『定食屋「雑」』あらすじ食に対する価値観の違いから、離婚を要求された沙也加。その原因を探るべく夫のいきつけだった定食... 2025.02.15 お酒人間ドラマ小説感想料理・食べ物
料理・食べ物 『天国はまだ遠く』瀬尾まいこ 『天国はまだ遠く』は、自殺志願の女の子と田舎の民宿の主人との交流の物語。人生をリセットできるのは、美味しいご飯と眠ること。疲れたら休んでいいし、楽しんでもいいんです。そんなふうに思わせてくれるやさしい物語です。『天国はまだ遠く』あらすじ仕事... 2025.02.11 料理・食べ物日常系
お酒 『ほろよい読書 おかわり』青山美智子,朱野帰子, 一穂ミチ,奥田亜希子,西條奈加 お酒がテーマのアンソロジー第二弾『ほろよい読書 おかわり』。お酒が飲めても、飲めなくても、ほろよい気分が味わえる名作揃いです。『きのこルクテル』青山美智子酒が飲めないライターの永瀬は、取材で訪れたバーでバーテンダーの女性に一目惚れしてしまう... 2024.11.30 お酒人間ドラマ小説感想料理・食べ物
ミステリ・ホラー ビストロ・パ・マルシリーズ4『間の悪いスフレ』近藤史恵 ビストロ・パ・マルシリーズ4『間の悪いスフレ』では、コロナ禍でのフレンチレストランの苦悩や若い人へのエールが印象的でした。『間の悪いスフレ』あらすじ小さなフレンチレストラン、ビストロ・パ・マル。ここでは客たちの悩みや謎を、シェフが料理で解決... 2024.11.30 ミステリ・ホラー小説感想料理・食べ物
ミステリ・ホラー ビストロ・パ・マルシリーズ3『マカロンはマカロン』近藤史恵 『マカロンはマカロン 』ミステリーというには、あまりにもやさしく、温かい物語の数々。どの物語もテーマとなる料理があり、そのどれもが美味しそう。装丁もフランス料理のメニュー風に、フランス語と日本語で書かれています。以下、気になったものの感想を... 2024.11.30 ミステリ・ホラー小説感想料理・食べ物
ミステリ・ホラー ビストロ・パ・マルシリーズ2『ヴァン・ショーをあなたに』近藤 史絵 『ヴァン・ショーをあなたに』は下町の小さなビストロ・パ・マルを舞台にした料理ミステリ。ヴァン・ショーとは、ホットワインのこと。三舟シェフがワケありのお客にふるまう、香り高い飲み物です。今回は語り部であるギャルソン高築くんの視点を離れた物語が... 2024.11.28 ミステリ・ホラー小説感想料理・食べ物
ミステリ・ホラー ビストロ・パ・マルシリーズ1『タルト・タタンの夢』近藤 史絵 『タルト・タタンの夢』を読むと、フランス料理が食べたくなる。おいしくて楽しい料理ミステリです。下町の小さなビストロ、「パ・マル」。シェフの三舟さんは長髪を後ろに束ね、ひげを蓄えた風貌はサムライを思わせます。(私は笑い飯の西田さんを想像しまし... 2024.11.27 ミステリ・ホラー小説感想料理・食べ物